製品化は、技術開発、製品設計、生産立ち上げの順に行われます。そのスピードアップを図るためにコンカレント開発が行われます。しかしながら、企業内プロセスの上流と下流の間で、開発と生産の連携が十分に発揮されないと、開発の逆戻りが起きたり、生産の立ち上げに時間がかかる、あるいは製造が安定しないなどの問題が生じます。
生設が一体化した企業内では、技術、製品設計、製造プロセスを調和して進化させることにより、ビジネスプロセス全体が体質化し、恒常的に進化を持続することができます。研究開発者が、生産工程を熟知することによってはじめて「後工程にやさしい開発」が実現されるのです。
また、製品開発にあっては、製品の最も後工程である顧客現場で、製品の使い勝手を高めるような「ソリューション型の開発」あるいは「提案型の開発」が行われてはじめて顧客満足を実現できるようになります。
顧客満足と経営満足が両立する開発を考えることは、経営スピードを必要とする現代に不可欠な研究テーマです。
このサイトでは、滋賀に伝わる「作り手、売り手、世間」の三方よしを現代版にした「三方よしの開発」を実現するために「顧客満足と経営満足と両立する開発」を研究し、目標を実現するために「仕事デザイン(開発プロセスの作り込み)」の研究を行います。

| 2010年10月17日 | 研究サイトとして再スタート |

